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2023年07月25日

フードデリバリーサービスのブランディングで大切なこと

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コロナ禍以降、Uber Eatsをはじめとするフードデリバリーサービスが、私たち消費者にとってより身近なものとなりました。
フードデリバリーサービスは顧客との接点が限られているからこそ、そのタッチポイントで魅力的なブランド体験を提供することが重要です。web上で選ばれる商品の紹介の仕方や配達におけるサービスのクオリティ、お弁当のパッケージや同梱アイテムでのコミュニケーションなど、顧客とのタッチポイントで一貫したブランディングを実施することで地域に愛されるブランドづくりが実現できます。

ブランドが愛され、リピーターを獲得するためには、価格競争のみではなく、企業やサービス(商品)の想いをしっかりと訴求することが欠かせません。ここでは、お弁当の販売や配達などのフードデリバリーサービスをどのようにブランディングしていくのかを記載したいと思います。

フードデリバリーサービスを通じて何を実現したいか?

サービスのブランディングを実施するにあたり、大切なのが企業や事業主の想いです。フードデリバリーサービスを通して「社会に対して何を実現させたいのか?」「どのような未来を描くのか?」などの想いを明確に見直すことが、ブランディングを実施していく上での大事な指針となります。

ブランドの目指す想いを明確にした上で、既存の企業や商品などの現状をしっかりと見直し、ブランディングを実施していくのが良いでしょう。ブランド全体の進む未来を見定めて、どの商品がどのような特徴を持つのか?どのよなデザインやコミュニケーションで顧客とのタッチポイントを生むのか?などの視点を持ってブランディングを始めることが中長期的なブランド育成につながります。

商品やサービスの強みを明確化する

想いに共感していただけるファンを獲得するために、顧客をイメージし、そのニーズに応えるサービスや商品を明確にしましょう。お弁当のデリバリー販売を通して、顧客に何を提供したいのか?顧客が感じる価値はどこにあるのか?などの視点を持ちながら、チームで分析や協議を重ねたり、ワークショップなどで目指すべき方向性の可能性を広げて協議するのも良いでしょう。価格競争のみならず、幅広い視点を持ちながら、目指すべきブランド像を描くことが重要です。

組織内やチームでの協議が難航する場合は外部の視点を取り入れることも有効です。チーム内のみで進行を続けるとどうしても行き詰まってしまうことがあるので、社外やチーム外の方にヒアリングやインタビューなどを通して潜在的な強みを引き出すのも良いでしょう。

フードデリバリーサービスならではのブランドの強みの訴求方法

ネットでの注文においてはPCやスマホなどのスクリーン上での見え方が極めて重要です。顧客が店舗で商品が選べない分、商品の想いや特徴を画面上で効果的に訴えていく必要があります。写真のトーンや説明のコピーなど、ブランドの目指す世界観に合わせてコントロールしていくことで、web全体を通してブランド価値を向上させることが可能です。

顧客との直接の接点が少ないからこそ、顧客へのコミュニケーションや実際の商品のデザインや郵送物などを通じて個性を出すことで、信頼感や満足度を獲得することができます。

顧客とのタッチポイントを活かしたデザイン

顧客とのタッチポイントが限られているからこそ、それを強みとして活かすことも可能です。webやSNSなどのオンスクリーンへのアプローチをメインに考慮し、デザインの世界観を作っていくことを意識すると良いでしょう。顧客にブランド価値を効率的に与えるアプローチが実現できます。

ブランドの描く世界観をwebスクリーン上や配達におけるツール類などを通して一貫して訴求することで、地域に愛されるブランドをつくりあげましょう。

Case.お弁当デリバリーサービスブランド「OMAJUE」ブランディング

2012年、新たな企業理念の設定にともない、ネーミングとVIを一新したお弁当デリバリーサービスOMAJUE。F-INC.はネーミング開発とブランドシンボルの開発、お弁当の配達におけるブランド体験企画の提案、各種アイテムのデザインを担当しました。

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