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2021年01月15日

ECブランドのブランディングの特徴

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インターネット販売やネットショップなどのECブランドは、顧客との直接の接点が少ない分、限られたタッチポイントで丁寧にブランド体験を提供することが重要です。商品の購入からお届け、アフターフォローやCRM施策など、あらゆる領域で一貫したブランディングを実施することで、競争が激化するEC領域で独自の強みを発揮することが可能です。

重要な顧客であるファン(リピーター)を獲得するためにも、価格競争のみではなく、企業の想いや商品のオリジナリティをしっかりと訴求することがECのブランディングでは欠かせません。ここでは、インターネット販売やネットショップなどのECブランドをどのようにブランディングしていくのかを記載したいと思います。

企業ブランド(ECブランド)と商品ブランドの両立

ECでの販売を実施している場合、その特性上「企業ブランド」と「商品ブランド」の2つのブランドを抱えていることが多くあります。場合によってはECサイトのブランドも別で掲げており、ブランドの構造が顧客にとって複雑に見えてしまう可能性があります。

まずは全体のブランド体系をしっかりと整理した上でブランディングを実施していくのが良いでしょう。長期的な視点でブランド全体の進む未来を見定めて、どのブランドがどのような特徴を持つのか?どのように顧客とタッチポイントを生むのか?などの視点で考えることで、中長期的なブランド育成につながります。

また、顧客とのタッチポイントが多い商品ブランドやECブランドのブランディングへの優先度が高くなりがちですが、企業ブランドはそれを支える礎となるので、顧客や組織にとって極めて重要です。商品ブランドやECブランドと合わせて企業ブランディングを推進することで、顧客の安心感や信頼につながり、社内や採用面にも効果が期待できます。

ブランドの構造をしっかりと整理した上で、全体を通してブランド価値を高め合うブランディングを心がけましょう。

EC領域ならではのブランドの強みの訴求方法

ECブランドにおいてはPCやスマホなどのスクリーン上での見え方が極めて重要です。リアルに手を取って商品が選べない分、企業の想いや商品の特徴を画面上で効果的に訴えていく必要があります。写真のトーンや説明のコピーなどをブランドの目指す世界観に合わせてコントロールしていくことで、ECサイトやコーポレートサイトなど全体を通してブランド価値を向上させることが可能です。

顧客との直接の接点が少ないことから、顧客へのメッセージやお知らせなどのコミュニケーションや実際の商品のデザインや郵送物なども個性を磨くことで、信頼感や満足度を獲得することができます。

ECの強みを活かしたデザイン

リアルな店舗で販売をせず、EC販売のみの商品の場合は、それを強みとして活かすことも可能です。リアル店舗の場合は、競合商品と並べて比較されることが多く、どうしても商品パッケージは目立つようにデザインを施す場合が多いですが、ECサイトでの販売の場合は他の商品と同一画面で比較される機会が少なく、しっかりとコンセプトや想いを訴求できているのであれば、顧客のライフスタイルに寄り添ったデザインを施すことが可能です。

webやSNSなどのオンスクリーンへのアプローチを加味した上で、全体としてデザインの世界観を作っていくことを意識すると良いでしょう。顧客にブランド価値を与える重要なアプローチになります。

Case.健康食品ブランド「NICORIO」ブランディング

健康食品の企画・製造販売を行う株式会社ニコリオ。誠実で真面目な企業姿勢を伝えていきたいという想いでブランディングプロジェクトがはじまった。

F-INC.は、ブランドコンセプトの開発をはじめ、ネーミング、ブランドシンボル、パッケージデザインやwebサイトなどの開発を推進。

全社員で誇りを持ったブランドを育成していきたいとの想いから、社員全員が参加するワークショップにて、新ブランドの目指すべき方向性を共有、ブランドコンセプトやネーミング、ブランドの世界観の礎を築いた。

プロジェクト開始時、企業名とECサイト名の2つの名称が発生していたが、新しい想いを強く訴求するためにも、2つの名称を統合。お客様一人ひとりの悩みや不安を解消し、一つひとつの夢と希望を叶え、その笑顔の輪を社会へ、世界へ広げていきたいという想いから、「NICORIO」というネーミングを策定した。

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