東急不動産と鹿島建設が竹芝エリアに国際ビジネス拠点を創出すべく、複数の都有地を一体的に活用してまちづくりを推進する「都市再生ステップアッププロジェクト」が官民一体・産学連携事業として2013年にスタートし、ランドマークとして開発された「東京ポートシティ竹芝」。ブランドロゴをはじめ、サインやプロモーション、書面などで使用する書体の選定や、表示ルールの開発担当としてプロジェクトをサポートしております。

施設は40階建てのオフィスタワーと18階建てのレジンデンスタワーで構成され、浜松町駅から竹芝駅・竹芝ふ頭までを、空中の歩行者デッキ「ポートデッキ」が結びます。約500ｍのバリアフリー歩行者デッキにより、このエリアを安全に、楽しく歩き回れるようになっており、「ポートデッキ」は本プロジェクトの象徴ともいえる“架け橋”となります。

東京ポートシティ竹芝 WEBサイト

港町（PORT）という立地上の特性をいかし、人やモノ、職と住、最先端技術とコンテンツなど、多様な価値観が結びつくことを、IT用語のPORTにかけ「東京ポートシティ竹芝」と名付けられたこの施設は、“世界で一番ビジネスをしやすい環境”を作るため、地域や分野を限定し、規制緩和や税制面の優遇を行う制度ですである「国家戦略特別区域計画の特定事業」の第一号案件に認定されております。

そのため、日本のみならず海外の方にもコミュニケーションできるわかりやすくも象徴的な、TOKYOの新たなランドマークタワーに相応しいブランドロゴの開発が課題でした。

TOKYO の中核を担うランドマークとしての発展の願いを込めたブランドシンボルは、 『Portcity』の頭文字である『P』と、オフィスビル棟・住居ビル棟からなる2つの建造物をモチーフに、多様な出会いや価値の集積から生まれる新しい可能性を表現しており、ブランドシンボルとロゴタイプを組み合わせることによって、施設特徴である 『スキップテラス』と『ペデストリアンデッキ』を表現。

ブランドカラーは、世界へ繋がる竹芝の海と空を意味する 『オーシャンブルー』と『スカイブルー』のメインカラーを中心に、施設の軸である「デジタル × コンテンツ」をグレーカラーで設定しました。

TOKYOのランドマークとして発展するように、という願いと、多様な出会いから生まれる新しい可能性を意味するブランドロゴです。