LIVZON/大成温調大成温調株式会社
ブランディング領域
施策・制作物
企業理念・パーパス / ブランドコンセプト / ブランドネーミング / ブランドシンボル・ロゴ / WEB・ECサイト / 名刺・封筒・ツール / ブランドブック・パンフレット / ブランドイメージ・写真撮影 / ブランドムービー・映像
ブランディング領域
施策・制作物
1941年の創業以来、空気調和・給排水衛生・電気設備工事及び省エネルギーソリューションを中心に、安全・快適で環境にやさしい社会インフラの創造に取り組んできた大成温調株式会社。社是「お客さま第一」のもと、常に施主やオーナー、利用者の皆さまに寄り添った質の高い設計・施工管理・メンテナンスサービスを追求されています。 エフインクは、ブランドコンセプト開発・ネーミング開発・企業理念の整理・ブランドシンボル、webサイトやコンセプトムービーなどの開発を総合的にサポートいたしました。
プロジェクト開始当時のメイン事業は空調設備や旧排水設備でしたが、未来を見据え今後は建物全体に領域を広げていく必要があり、待ちの姿勢ではなく、自らが主体的に仕掛ける体質に変わっていきたいという想いや、業界全体の人手不足が続く中、同業他社と大きく差別化し、選ばれる企業になりたいという強い課題感を持っていました。
それらの課題を解決するためにも、積み重ねてきた歴史と実績に決して甘んじることなく、今まで以上にお客さまに信頼され、選ばれる「総合たてものサービス企業」へと飛躍すること。そして変わりゆく社会の中で自らを変革し、従来の設備工事の枠を超えたイノベーティブな付加価値をご提供していくことの表現が求められました。
インタビューや現場視察、数々の協議を重ねた結果、創業以来続く「大成温調株式会社」の社名は継承した上で、「総合たてものサービス企業」として事業領域の拡大や、よりよいサービス提供を行っていくため、新たにコーポレートブランド「LIVZON(リブゾン)」を立ち上げることを軸にリブランディングを推進。
「LIVZON」は「LIVE」と「ZONE」の造語であり、「空間に命を吹き込む」ことを表現しており、新たに開発した「たてものを、いきものに」というステートメントでは『たてもの全体に空気設備・水・電気の機能を与えて、いきものに変える。そして、たてものに住む人(いきもの)を設備を通して支えている』という「総合たてものサービス企業」としての誇りを表現しております。
『たてものを、いきものに』をコンセプトに、サービスのポートフォリオを多様化し、建物のライフサイクルサービスへの対応力を高め、「総合たてものサービス企業」を目指す新たな経営ビジョンを策定。競争力の向上に取り組むと共に、LIVZONブランドを軸に従業員の処遇改善・時価総額の向上など、企業ステータスの向上も積極的に進められています。
企業理念体系の見直しを実施し、ステートメントを軸に社員の皆さまが自分ごと化しやすいかたちに整えました。ステートメントは、機能を与えて、たてものをいきものに変える。そして、たてものに住むいきものを設備を通して支えるというダブルミーニングです。
行動指針はこれまで大切にしていた大成温調の想いを引き継ぎながら、社是につながるよう構築しました。
webサイトはブランド発表と同時に公開。エフインクは企画構成・デザイン、各種コンテンツの見せ方の見直しをおこないました。手がけてきた施工実績にはどのようなストーリーがあったのかに迫る「LIVZON STORY」を新たに制作し、ひとつひとつのプロジェクトにかかわった社員の熱い想いを表現しております。
ブランド発表に合わせてブランドコンセプトムービーを制作。建物とそこに生きる人、自然の描写を織り交ぜることで「たてものを、いきものに」に込められた想いを力強く表現しております。
会社案内と工事経歴書を制作。タトウケースで書類をまとめてお渡しできる仕様としました。会社案内の事例紹介では、建物とそこで活動する人を対比させることで、建物設備の力によって「たてものがいきものへと変化する様子」が直感的に伝わるようなデザインにしています。
LIVZONのブランドシンボルは流動的なロゴタイプで表現。ステートメントである「たてものを、いきものに」と相性の良い、空気や水の清らかな流れを感じるフォルムとしております。
萩原 房史(株式会社エフインク)
ブランディングプロデューサー
萩原 拓人(株式会社エフインク)
ブランディングプランナー
中澤 千咲(株式会社エフインク)
ブランディングプランナー
プロジェクトディレクター
高倉 新(silence graphic design)
デザイナー
コピーライター
Webデザイン
Web制作
フォトグラファー
ブランドムービー制作
トランスレーション